全国農業協同組合連合会(本所所在地:東京都千代田区、代表理事理事長:野口 栄、以下JA全農)は、国分グループ本社株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分 勘兵衛)と「岡山白桃 広島 和梨&レモンサワー」を共同開発しました。広島県産和梨を新たに加え、果汁は計12%使用し、アルコール度数は4%です。果汁に占める割合は「岡山白桃」のピューレを67%以上、「広島県産和梨」と「広島レモン」の果汁を共に16%以上としています。
JA全農のグループ会社である全国農協食品株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:金子 千久)を販売者とし、セブン-イレブンの中国・四国エリア(約1,700店舗)で12月12日(火)より順次先行販売を行い、その後、12月26日(火)に関西エリア(約2,900店舗)、令和6年1月下旬に九州エリア(約1,700店舗)で販売します。また、全国のイトーヨーカドーとヨークなどのセブン&アイグループ店舗や、ゆめタウン・マート(イズミ)の一部においても順次販売します。
※店舗により、取り扱いのない場合があります。
「岡山白桃」「広島県産和梨」「広島レモン」について
「岡山白桃」は、平成19年3月に地域団体商標として登録されました。岡山県内で袋掛け栽培により生産され、果皮を白く仕上げた複数品種の白桃を包含する愛称です。初夏に出荷される「はなよめ」から、岡山を代表する「清水白桃」、盆後に出荷される「白皇」、初冬に出荷される「冬桃がたり」まで30以上の品種が「岡山白桃」に含まれます。個々の品種の出荷時期は2週間程度と短く、様々な品種が同時期に出荷されますが、それらを包含した「岡山白桃」という一つのブランドが長期間多くの消費者へ触れることにより「岡山=白桃」という認知度の向上を期待しています。
「広島県産和梨」は、広島県内で生産された梨「幸水」・「豊水」です。特に広島県の中東部に位置する世羅町で栽培が盛んです。成熟期の昼夜の温度差により、糖度が高く甘みの強い梨が栽培されています。
「広島レモン」は、地域団体商標として登録されています。広島県は、レモンの生産量が日本一で、主に瀬戸内海の島々を中心に生産が行われています。レモンは一年中流通していますが、爽やかな香りで果汁たっぷりのグリーンレモンや、まろやかな酸味と芳醇な香りのイエローレモンなど、時期による味わいの違いも魅力のひとつです。
本商品は、流通に適していない素材を加工用として使用することで、生産者の所得向上を目指しています。このような市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。
JA全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大するため、各産地との連携を強化し、引き続き、メーカー、販売先との共同開発を進めていきます。
【商品概要】
・商 品 名:岡山白桃 広島和梨&レモンサワー
・発 売 日:2023年12月12日(火)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格:247.5円(税込)
・内 容 量:350ml
・賞味期限:365日(常温保存可能品)
・原料供給元:広島県果実農業協同組合連合会