年末年始に東北・関東エリアのこども食堂260軒へ 農協牛乳1万4千本を無償提供

JA全農は、指定生乳生産者団体である東北生乳販売農業協同組合連合会と関東生乳販売農業協同組合連合会と連携し、年末年始の学校給食休止期間における牛乳の需要拡大とこどもたちの栄養確保のため、東北・関東エリアのこども食堂へ農協牛乳14,112本を無償提供します。

【昨今の酪農情勢】
コロナ禍による業務用需要の低下や円安、ウクライナ情勢による飼料費の高騰により、酪農経営は厳しい状況となっています。学校給食が休止する年末年始には牛乳の需要緩和が懸念されており、生乳(牛乳の原料)を生産する酪農家の経営を支えるためにJA全農は冬場の牛乳需要拡大に取り組んでいます。

【こども食堂への無償提供について】
JA全農は2020年より合計5回、こども食堂やフードバンクへ120万本を超える常温保存可能なロングライフ(LL)牛乳200mlパックの無償提供を行ってきました。カルシウムやタンパク質などの栄養が豊富な牛乳を飲むことにより、学校給食の休止期間もこどもたちが十分に栄養を取れるよう、今年度は初めてチルド牛乳の無償提供を行います。

【概 要】
 1.提供商品:農協牛乳1L(製造者:協同乳業株式会社 東京工場)
 2.提供数量:14,112
 3.提供軒数:東北地区のこども食堂89軒・関東地区のこども食堂171
 4.提供期間:2023年12月末~2024年1月初旬(すでに募集は終了しています)