全国農業協同組合連合会(本所:東京都千代田区、代表理事理事長:野口 栄、以下JA全農)は、国分グループ本社株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分勘兵衛)と「和歌山県産温州みかん&はっさくサワー」を共同開発しました。「和歌山県産温州みかん」果汁を10%、「和歌山県産はっさく」果汁を5%、計15%使用し、アルコール度数を4%としています。
JA全農のグループ会社である全国農協食品株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:金子 千久)を販売者とし、昨年度からパッケージを変更してセブン-イレブンの関西・中四国・九州エリア(約7,000店舗)で7月9日(火)より順次発売します。また、全国のイトーヨーカドーやヨークなどのセブン&アイグループ店舗や、ゆめタウン・マート(イズミ)の一部においても順次販売します。
※店舗により、取り扱いのない場合があります。
「和歌山県産温州みかん」について
温暖な気候のもとで栽培される和歌山県産の温州みかんは、生産量が全国で第一位です。皮がむきやすく程よい甘さと酸味があることから、長年多くの方々に親しまれてきました。しかし、かつては一人当たり年間23.1㎏も食べられていましたが、食の多様化などの影響により最近の消費量は6.3㎏、収穫量はピーク時の約20%にまで大きく減少しています。
「和歌山県産はっさく」について
はっさくは1860年頃、広島県尾道市因島で発見された柑橘です。全国の生産量の約7割を和歌山県が占めており、生産量が全国で第一位です。香りがよく甘酸適和した爽やかな風味とプチプチとした食感が特徴です。江戸時代から食されている日本古来の品種ですが、はっさくの収穫量も、ピーク時の約15%にまで大きく減少しています。
本商品は、流通に適していない果実を加工用として使用することで、生産者の所得向上を目指しています。このような市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。
JA全農は、国産農畜産物の消費拡大や生産振興に向けて、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大していきます。
【商品概要】
・商 品 名 :和歌山県産温州みかん&はっさくサワー
・発 売 日 :2024年7月9日(火)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格 :220円(税込)
・内 容 量 :350ml
・賞味期限 :365日(常温保存可能品)