日清食品との「調達物流」と「製品物流」を 組み合わせたラウンド輸送の取り組みで 「サプライチェーン イノベーション大賞2024」優秀賞を受賞

JA全農と日清食品株式会社 (代表取締役社長:安藤 徳隆、以下 日清食品) は、両者が共同で実施した「調達物流」と「製品物流」を組み合わせたラウンド輸送の取り組みが評価され、7月12日(金)に「サプライチェーン イノベーション大賞2024」の優秀賞を受賞しました。

JA全農と日清食品は、今後、共同輸送の取り組みを鉄道や海上輸送にも拡大し、国産農畜産物の安定的な調達・供給を目指します。

授賞式の様子
(左から経済産業省 消費・流通政策課 平林課長、日清食品 深井常務取締役、JA全農 経営企画部 市瀬部長 )

■「サプライチェーン イノベーション大賞」について
サプライチェーン全体の最適化を目指して製造・配送・販売の各分野が協力し、優れた取り組みによって業界を牽引した事業者を表彰するもので、経済産業省が主催し、製・配・販連携協議会が運営しています。

■受賞内容
JA全農と日清食品は、物流の2024年問題の解決に向けて、JA全農の米穀を輸送したトラックで日清食品が製造した製品を輸送するラウンド輸送を実施しました。荷降ろしと積み込みを同一場所で行うことにより「ドライバーの移動無し」で調達物流と製品物流のマッチングを実現しました。この取り組みにより、①ドライバーの拘束時間を約7%削減、②トラック積載率を約9%向上、③CO₂排出量を約17%削減することができました。