JA全農は、子会社の協同乳業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:宮﨑幹生以下、協同乳業)と連携し、酪農と牛乳・乳製品の魅力を発信する「酪農の輪 プロジェクト」※1に取り組んでいます。その一環として、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下「DMHCJ」)が運営する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」※2の都内および近郊5施設に対し、『オンライン牧場体験inドナルド・マクドナルド・ハウス』を8月21日(水)に開催しました。
※1「酪農の輪 プロジェクト」は、JA全農と協同乳業が協力し、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定に資することを目指し、消費者・流通と酪農家との相互理解の促進や、牛乳・乳製品の魅力を発信する取り組みです。
※2「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、自宅から遠く離れた病院に入院・通院している子どもとそのご家族のための滞在施設です。2024年8月現在、国内には12のハウスがあります。
オンライン牧場体験では、外出が難しい入院中の子どもたちやそのご家族を対象に、株式会社山岸牧場(北海道JA士幌管内)の山岸利明さんと娘の北出愛さんが、事前に送付した牛の餌や牛ふん堆肥などの教材を使い、牧場の“匂い”を感じながら、オンラインで搾乳や給餌、糞尿処理について解説しました。また、牧場体験と併せて農協牛乳をはじめとする牛乳・乳製品を届けました。
参加者からは、「うんちはなんで濃い色をしているの?」「牛さんのごはんは牧草やトウモロコシなのになんでそんなに大きくなるの?」など次々に質問があがり、「緊張したけど毎日飲んでいる牛乳のことを学べて勉強になった」「牛乳大好きです!」などの感想があり、オンライン牧場体験を通じて牛乳・乳製品への愛着を深めてもらいました。