令和5年10月20日、全国農業協同組合連合会畜産生産部ET研究所(所在地:北海道河東郡上士幌町)で繋養している黒毛和種雌牛1頭において、牛ヨーネ病の発生が確認されましたのでお知らせいたします。
注:牛ヨーネ病とは、ヨーネ菌を病原体とする家畜伝染病予防法に基づく法定伝染病であり、感染した牛やめん羊などで慢性の下痢、削痩、泌乳量の低下などが見られる。
1.経緯
(1)令和5年10月18日に牛ヨーネ病の自主検査を実施し、10月20日、PCR検査により当該牛の陽性が確定。
(2)家畜伝染病予防法第14条に基づき、同日、当該牛を直ちに隔離し殺処分。
2.当面の事業について
当面の間、当研究所からの受精卵・精液の供給、農家採卵・移植事業、妊娠牛の供給を自粛いたします。
なお、当研究所の北日本分場(岩手県)、東日本分場(茨城県)、九州分場(福岡県)は、通常業務といたします。また、ET研究所(上士幌町)以外の道内拠点で飼養している妊娠牛の供給は継続します。
3.今後の対応について
(1)事業の再開については、家畜衛生保健所などの行政機関と確認のうえ、別途ご連絡いたします。
(2)今後、国が定めた「牛ヨーネ病防疫対策要領」および「北海道ヨーネ病防疫対策実施要領」に基づき、牛舎等の消毒並びに糞尿の適正な処理等まん延防止対策をおこない、清浄化に取り組んで参ります。
以上
お問い合わせは、全農畜産生産部推進・商品開発課(担当:出田・鈴木)まで |