政府備蓄米制度の目的と運用について
政府米の備蓄については、適正備蓄水準を100万t程度として運用(10年に1度の不作(作況92)や、通常程度の不作(作況94)が2年連続した事態にも国産米をもって対処し得る水準)。
備蓄運営については、政府による買入・売渡が市場へ与える影響を避けるため、通常は主食用途に備蓄米の販売を行わない棚上備蓄を実施(備蓄米を供給するのは、大不作などの場合のみ)。
基本的な運用としては、適正備蓄水準100万t程度を前提とし、毎年播種前に20万t~21万tを買入れ、通常は5年持越米となった段階で飼料用等として販売する。
