田植え後からできる高温化対策導入ガイド

田植え後からできる高温化対策導入ガイド(水稲編)を紹介します。

温暖化によって米が白くにごった「白未熟粒」が増加

夏場の高温により「白未熟粒」が問題になっています。「白未熟粒」は、コシヒカリでは出穂後約20日間において日平均気温が26 ~ 27℃以上の場合に発生が増加することが分かっています。

「白未熟粒」を克服するにはどうしたらよいか?対策は?

高温による白未熟粒を防ぐための対策は、以下の4つに分けられます。これらを組合わせることで「白未熟粒」を軽減することができます。

予防的・高温回避:
高温になる前に対策を行い、高温を避ける。

予防的・高温耐性強化:
高温になる前に対策を行い、高温に耐える能力を強化する。

対症療法的・高温回避:
高温が予想される、または実際に高温になってから対策を行い、高温を避ける。

対症療法的・高温耐性強化:
高温が予想される、または実際に高温になってから対策を行い、高温に耐える能力を強化する。

「令和5年夏の記録的な高温」に対し効果が高かった対策は?

府県において取り組まれた温暖化対策のうち、最も効果が高かったと思われる対策は、

1.高温耐性品種の導入---41%

2.水管理の徹底---32%

3.施肥管理の徹底---12%

の3項目で8割を占めていました。

本導入ガイドではこれからできる「水管理」と「追肥」、近年被害が拡大している「斑点米カメムシの防除」ついて説明します。

【表】最も効果があった対策の取り組みの具体的内容