ニッポンエール × NIPPON PREMIUM 「NIPPON PREMIUM八丈フルーツレモン」（チューハイ）の発売について

　全国農業協同組合連合会（本所：東京都千代田区、代表理事理事長：野口栄、以下：ＪＡ全農）は、ＪＡ全農の商品ブランド「ニッポンエール」のシリーズとして、合同酒精株式会社（本社：東京都墨田区、代表取締役社長：西永裕司）の「NIPPON PREMIUM 八丈フルーツレモン」（チューハイ）が加わりました。東京都八丈島産「八丈フルーツレモン」の果汁を使用、アルコール度数を３％とし、人工甘味料不使用で仕上げました。

　「八丈フルーツレモン」特有のまろやかな酸味と甘酸っぱい風味を活かしています。合同酒精株式会社が、４月２８（木）より一部の全国系スーパーにて数量限定で先行発売します。

　パッケージは、「日本の景色を伝える」をテーマに、日本の伝統模様である市松模様と日本地図をあしらい、日本らしさとプレミアム感を演出しました。裏面には、スタイリッシュな文字で「Tokyo」と描き、東京都産であることを分かりやすくアピールしています。

「八丈フルーツレモン」について

　八丈島で栽培されている「八丈フルーツレモン」は、果皮の色が黄色からオレンジ色で、重さは約２００g～４００g程度の一般的なレモン（約１００g前後）よりもひと回り以上大きい、ずっしりとした存在感と丸々とした見た目が印象的な島レモンです。「八丈フルーツレモン」は、温暖で「常春の島」とも呼ばれる八丈島で、ビニールハウスで温室栽培されています。果実は、樹上完熟（木になったまま完熟）させることによって、酸味がおだやかで、甘みと酸味のバランスがよいレモンに育ちます。大きくなるように、長い時間をかけ、完熟するまで一つ一つの色づきを確認しながら丁寧に愛情をこめて育てています。

　本商品の原料に、果皮表面のキズなどによって青果として市場流通に適さない「八丈フルーツレモン」を加工用として使用することで、生産者の所得安定に繋げたいという思いで開発しました。「八丈フルーツレモン」の良さを活かし、サワーとして商品化することで、まろやかな酸味と甘酸っぱい風味を引き出しました。このような果実を商品化し、有効利用する取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）の「９ 産業と技術革新の基盤をつくろう」「１２ つくる責任つかう責任」「１５　陸の豊かさも守ろう」に資するものです。

　ＪＡ全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大するため、引き続き、全国の産地と連携した共同開発に取り組んでいきます。