「令和4年度JA全農契約栽培米多収コンテスト」 受賞結果について

JA全農は、「令和4年度JA全農契約栽培米多収コンテスト」を実施しました。3月2日(木)に東京・大手町で表彰式を開催し、最も単位収量が多かった株式会社米見(JA晴れの国岡山管内)が「全国農業協同組合連合会 会長賞」を受賞しました。

全農では、稲作生産者の経営安定に向け、安定取引が見込める業務用実需者との契約栽培に取り組んでいます。この契約栽培においては、実需者の安定仕入れニーズ等を踏まえ、主に多収品種で取り組んでいます。

本コンテストは、契約栽培に取り組む生産者の栽培技術向上や生産意欲向上のため平成30年度に開始し、今回で5回目となります。

今年度の受賞結果は以下のとおりです。

全国農業協同組合連合会 会長賞(単位収量の部)

受賞者

産地

JA名

品種

10a当たり
収量

地域反収
との差

株式会社米見

岡山

JA晴れの国岡山

とよめき

908 kg

408kg

全国農業協同組合連合会 理事長賞(地域の平均反収からの増収の部)

区分

受賞者

産地

JA名

品種

10a当たり収量

地域反収
との差

最優秀賞

檜田 幸吉 

兵庫

JA兵庫六甲

とよめき

882 kg

393 kg

優秀賞

有限会社おおさと
ふれあい農園

埼玉

JAくまがや

にじのきらめき

836 kg

373 kg

優秀賞

原田  裕 

埼玉

JA埼玉中央

ほしじるし

826 kg

363 kg

優秀賞

菊地 茂光 

茨城

JA水戸

とよめき

865 kg

359 kg

優秀賞

奥谷 光男 

茨城

JA水戸

とよめき

846 kg

340 kg

優秀賞

飛田 克己 

茨城

JA水戸

とよめき

840 kg

334 kg

表彰式では、全農会長賞を受賞した株式会社米見・奥津代表取締役が「連作すると地力が弱まるため、ブロックローテーションしながら、高純度ケイ酸を追肥したことが高収量につながったと考えている。今後も多収を目指しながら、契約栽培に取り組んでいきたい。」と喜びと今後の意欲を語りました。

株式会社米見・奥津代表(会長賞、前列中央) 
檜田氏(理事長最優秀賞、前列右より1人目)
原田氏(理事長優秀賞、後列右より2人目)
菊地氏(理事長優秀賞、後列左より2人目)
飛田氏(理事長優秀賞、後列右より1人目)