全国農業高等学校長協会を通じ、 書籍『今日からはじめる 農家の事業承継』を寄贈

全国農業協同組合連合会(本所:東京都千代田区、代表理事理事長:野口 栄、以下:JA全農)は、農家の事業承継をまとめた書籍「今日からはじめる農家の事業承継」(家の光協会刊)を、全国農業高等学校長協会を通じて、全国の農業高等学校に寄贈します。寄贈式は3月10日(金)に東京都立園芸高校(東京都世田谷区)で実施します。

JA全農は基幹的農業者の高齢化が進む前に後継者を確保することが重要と考え、農業者の事業承継に取り組んでいます。このたび、家の光協会より農家の事業承継をまとめた「今日からはじめる農家の事業承継」が発刊されました。この本は日本の農家の課題である「跡継ぎ問題」について、実際に親から継いだ若手農家二人が、新規就農と親元就農の違いなど、基本知識をわかりやすく解説しており、今後の農業の未来を担う全国の農業高等学校の生徒の将来の一助となるよう、全国農業高等学校長協会を通じて、367の農業高等学校に寄贈することになりました。また、全国農業大学校協議会を通じて47農業大学にも寄贈予定です。

<書籍の概要>

今日からはじめる農家の事業承継(2万人の跡継ぎと考えた成功メソッド)

著 者:伊東 悠太郎 , 竹本 彰吾
出版日:2022年11月16日
出版元:家の光協会
内 容:
2020 年までの5 年間で130 万戸の販売農家が102万戸になるなど、農家数が激減しています。
今後さらに減少することが予想されており、その対策として重要になってくるのが「農業の事業承継」、つまり「あと継ぎ」です。
本書は実際に親のあとを継いで就農した若手農家二人が、子どもの立場から見た事業承継について切り込みます。
そもそも事業承継とは何をするのか、新規就農と親元就農の違いとは何か、税務や手続きについてなど、基本知識を軽妙な文章でわかりやすく解説します。
実際に事業承継を経験した著者の竹本家の10 年間の実録ドキュメントも掲載。
具体的な流れやつまずくポイントがよくわかります。
いつかは訪れる実家のあと継ぎ問題、早めに読んで心構えを。