全国農業協同組合連合会(本所:東京都千代田区、代表理事理事長:桑田 義文、以下JA全農)は、国分グループ本社株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分 勘兵衛)と共同開発し、昨年9月に発売した 「岩手県産山ぶどうサワー」のパッケージを変更し、リニューアル発売します。商品は「岩手県産山ぶどう」果汁を10%使用し、アルコール度数を4%としています。
JA全農のグループ会社である全国農協食品株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:金子 千久)を販売者とし、セブン-イレブンの東北、北関東、甲信越、北陸エリア(約4,500店舗)において、10月15日(火)より順次発売します。また、全国のイトーヨーカドーやヨークなどのセブン&アイグループ店舗や、ゆめタウン・ゆめマート(イズミ)の一部においても順次販売します。
※店舗により、取り扱いのない場合があります。

「山ぶどう」について
原料に使用している「山ぶどう」(正式名:日本山ぶどう)は日本の風土が生んだ日本生まれの品種で古くから存在し、「古事記」にも記されている由緒あるブドウです。一般的なブドウの品種に比べ1粒が小さく(直径約8mm)、種は大きいため、一粒からわずかな果汁しか採ることができません。また、通常のブドウは実がなるまでに2年かかりますが、山ぶどうは6年もかかるうえに、木には雄雌があり、実らせるのが難しいです。そのような希少価値の高い岩手県産山ぶどう果汁を3年間真空熟成させ、えぐみ・雑味の元となる酒石酸を自然に沈殿させて、上澄みだけを採取したジュース「山のきぶどう」を使用することで、ジューシーさと爽やかさが溢れる味わいを表現しました。
本商品は、「山ぶどう」本来の芳醇な香りを楽しむことができ、日本の在来種であるものの、酸味と渋味が強く、生果流通には向かない「山ぶどう」を商品化につなげています。これは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。
JA全農は、国産農畜産物の消費拡大や生産振興に向けて、今後も取り組みを全国の産地・品目に拡大していきます。
【商品概要】
・商 品 名 :岩手県産山ぶどうサワー
・発 売 日 :2024年10月15日(火)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格 :250.8円(税込)
・内 容 量 :350ml
・賞味期限 :365日(常温保存可能品)
・原料供給元:JAいわて中央他