刈取り後からできる高温化対策導入ガイド

土壌の健康状態を調べて土づくりを行い
米の収量と品質向上に努めましょう!

6割の土壌でケイ酸が不足!ケイ酸のクーラー効果で光合成能UP

半分近くの土壌は鉄が不足!鉄により硫化水素などの有毒ガスから根を守る

地力向上が必要な土壌も6割!生育後半に必要な窒素を土から補給

 

土壌診断基準値は地域によって異なります。

土づくりの資材や土壌分析の実施については最寄りのJAへお問い合わせください。

 

(1)透水性が良好で異常還元が無い根圏環境では、根量が増加し根の活性が上がります。水分吸収が持続し穂温の上昇を抑えることで、籾のデンプン合成能力が高まります。 秋耕や適切な資材を散布して稲わらを分解し、異常還元を抑制することも大切です。 良好な土壌環境を維持して良食味・高品質米の生産のために土づくりをしましょう。

稲わらの分解が不十分だと…

  • 作物が窒素飢餓になる
    土壌中の微生物が窒素(主にアンモニア)を吸収利用しようとするため、作物の吸収する窒素が不足し、作物生育が阻害される
  • 土壌中の酸素が不足する
    水田では微生物の増殖により土壌中の酸素が少なくなり、還元の進んだ物質、有機酸や硫化水素が発生し、作物の養分吸収が阻害される。(ガスわきの発生、根腐れ)
  • 作業機械、特に田植機の能率と精度が悪くなる
    稲わらが耕うん機、田植機などに絡まる

(1)土壌の可給態窒素(堆肥等の有機物供給)とケイ酸(土づくり肥料)は、葉色を保ち、ケイ酸の吸収を増加させて、葉身の光合成能力を維持します。(2) 高温下のイネは水分吸収量が減少し、光合成能が低下により品質が落ちやすいため、ケイ酸質資材の施用が効果的です。