刈取り後からできる高温化対策導入ガイド

 

深耕作業機
適正な作土深の確保しましょう

(1)作土深が浅いと乳白米の発生率は高くなります(図1) 。作土深が浅くなる要因としては、トラクタの踏圧や過度の代掻き、過度のロータリ耕により形成される不透水層(ネリネリ層)です(図2)。そのため適正な作土深の確保(土壌によって異なるが概ね15㎝以上)が、高温障害の軽減に有効です。(2) スタブルカルチなどの深耕作業機で粗耕起することで、不透水層(ネリネリ層)に亀裂を入れることで透・排水性が向上するとともに稲の根域を拡大し、強い稲体を作る効果が期待できます。

図1.作土深と乳白米発生率との関係

図2.不透水層(ネリネリ層)の発生要因

 

深耕作業機の例

スガノ農機
スタブルカルチ(CM165)
参考馬力:30~50PS
適応トラクタ重量:1600kg~2900kg
(スガノ農機総合カタログより)

ニプロ松山株式会社
ディスクロータリ(JB05/JC05シリーズ)
参考馬力:18~26PS/24~40PS
(ニプロ松山株式会社HPより)

小橋工業
ディスクロータリ(DSシリーズ)
参考馬力:18~32PS
(小橋工業HPより)

アクアポート
飽水管理や昼間深水・夜間落水などの水管理を省力化しましょう

(1)飽水管理を省力化する自動給水機「アクアポート」を用いた方法を紹介します。アクアポートにより細かな水管理が可能になり、圃場の水温を下げる効果が期待できます。
(2)また、昼間深水・夜間落水管理を可能とする給水開始時間を設定できる「アクアポートプラス」が新発売しました。この機種はタイマーで給水開始時刻を設定し、水位センサーで設定した水位まで自動で給水することが可能になりました。

 

活用事例(JA秋田なまはげ)