福島県本部では、JA職員のスキルアップのため、JAの購買担当者ロールプレイング県大会を開催しました。県内の全5JAから9組18人が参加し、営農知識、接客対応の技を駆使し、農家の悩みを聞き、作業の効率化、省力化の提案などを行いました。
今後も接客スキルの向上と組合員が利用しやすい購買店舗を目指して取り組んでいきます。
最優秀賞のJAふくしま未来チームのロールプレイング
園芸事業では、全国のJA集出荷施設において人手不足が深刻化する中、従前のアナログ業務の改善に向けた集出荷ツールの導入推進をしています。ツールの導入によりJA現場の集出荷業務の効率化を実現するとともに、迅速で精度の高い出荷情報を提供し、市場における販売の安定化につなげていきます。
タブレットで荷受内容を確認・確定
全農グループの総合力発揮に向けて、グループ会社の再編・整備に取り組んでいます。
飼料事業では、2024年4月1日に地域別会社を合併し、JA全農くみあい飼料(株)を発足しました。
Aコープ事業でも、2024年4月1日に、(株)Aコープ東日本、(株)エーコープ近畿、(株)Aコープ西日本が合併し、社名を「JA全農Aコープ(株)」に改め、新たなスタートを切りました。各社の運営ノウハウの共有化やスケールメリットの獲得による収益力の強化、システム統合や拠点集約などで運営コストの削減をはかることにより収支を改善し、店舗の出店・改装にかかる投資や販売戦略の展開につなげていきます。
JA全農Aコープ(株)出発式に出席した全農役員・新会社役員
米加工品分野では、需要が伸長しているパックごはんの販売力強化に取り組んでいます。2023年11月に、グループ会社でパックごはんの製造・販売を行うJA全農ラドファ(株)の新工場「東北工場」を竣工しました。パックごはんの製造体制を強化し、国内外で販売拡大をはかります。
JA全農ラドファ(株)パックごはん工場