１０月のジャム
ラ・フランス

産地の山形県には、大正初期に伝わったとされています。

山形県では、土づくりから剪定、摘苗、摘果、収穫、追熟など生産者が努力を重ね研究をすすめ、1985年頃というかなり早い時期に生産体制を確立させています。そんな努力もあって、ラ・フランスは西洋梨王国“山形”の代表果物であり、主要産地の天童市は日本一の生産量を誇ります。

ラ・フランスは西洋梨の品種の中でも開花が早いのに収穫が遅く、生育時間が長いため、非常に手間がかかる果物。本場のフランスではその手間の多さからあまり作られていない品種のようです。

ただ、その分手をかければ美味しく育ちます。日本で代表的な品種になったのも、山形の早くからの研究と、生産者が丁寧に育ててきたからなんですね。

溢れるほどの果汁と上品でとろけるようなクリーミーな食感が特徴のラ・フランス。その食味から「果物の女王」とも呼ばれています。ただし、そんなラ・フランスの旬は一瞬で、追熟などの品質管理が適切にされていないと本当の美味しさは味わえません。

全農の12か月のジャムシリーズでも、追熟して適切な熟度のタイミングで加工した原料を使用しているので、旬の味わいが活きたジャムになっています！

そんな10月のジャムをより一層楽しむには、ヨーグルトがおすすめです。

濃厚なラ・フランスの風味がヨーグルトの酸味とマッチして口の中に広がります！

是非、旬のラ・フランスの美味しさをお楽しみください。