３月のジャム
あすかルビー

奈良県農業総合センター（現：奈良県農業研究開発センター）で開発された品種で、平成１０年から「あすかルビー」の名前で市場出荷されています。あすかルビーという名前は、もちろん奈良が都だったあすか（飛鳥）時代の「あすか」、そして光沢のある赤色が宝石の「ルビー」を思わせることが由来だそうです。奈良県産いちごと言えば「あすかルビー」と覚えやすく、幅広い層に愛される品種となっております。

産地は天理市・大和郡山市・生駒郡・桜井市・磯城郡・橿原市・高市郡・葛城市・五條市など、主に奈良県の平坦な地域で栽培しています。

３月のジャムの原料はJAならけんのあすかルビー部会の皆様に育てていただいたもので、８８名の生産者の方（２０２２年２月時点）が丁寧に育てられています。

あすかルビーは関西エリアを中心に流通し、かつては関東エリアではなかなか手に入りにくかったため「幻の赤い宝石」と呼ばれていたそうです。宝石と呼ばれるいちごで作ったジャムなんて、なんだか贅沢な感じがしませんか？

生で食べると少し酸味も残る味わいのあすかルビー。ジャムでの味わいも是非感じてみてください！

珍しいあすかルビーならではのジャムなので、是非普段と違った使い方で食べてみてはいかがでしょうか。

おすすめはフローズンヨーグルト！いちごジャム、ヨーグルト、レモン汁をよく混ぜて冷凍庫に入れるだけでできますよ。

暖かくなってきた春の陽気に、冷たく甘いあすかルビーのスイーツをどうぞ！