４月のジャム
河内晩柑

1905年に熊本県河内町で見つかった文旦の偶発品種です。発見された場所の名前と収穫時期が春先以降のため「河内晩柑」という品種名が付けられました。「和製グレープフルーツ」とも言われ、初夏から夏にかけて旬を迎える珍しい国産柑橘です。

４月のジャムの産地でもある愛媛県は、一年を通じて気温が下がりにくく、霜の降りにくい暖かい場所であることから栽培に適しており、河内晩柑の全国生産量の約50％以上を占めています。

特徴的なのは、開花から成熟に約1年かけ、収穫する珍しい柑橘です。その間には、台風や気候の影響を受けるリスクも多く、無事収穫して食べられる河内晩柑は、長い時間を乗り越えて酸いも甘いも兼ね備えた熟年柑橘と言えるかもしれません。

全農の12か月のジャムシリーズでは、愛媛県産の河内晩柑のストレート果汁を使用しています。濃縮果汁ではなくストレート果汁を使うことで、果物の甘さと酸味を兼ね備えた河内晩柑の本来の味をジャムでも十二分に活かしています。

春の陽気を感じながら、爽やかに河内晩柑のドリンクはいかがでしょうか。

４月のジャムをおよそ大さじ２杯ほど、少量の炭酸水に溶かしてみましょう。溶けたら更に炭酸水を注いであっという間に河内晩柑ソーダの出来上がりです！

是非お試しください！