全農グループ役員・従業員行動規範

全農グループ役員・従業員行動規範

施行:平成14年9月1日
改定:平成27年4月1日
令和6年6月1日

1私たちは、JAグループの一員として、組合員の視点に立って誠実に行動します。

  • (1)日本農業を守り発展させるために、元気な産地づくりに取り組みます。
  • (2)営農と生活を支援し、事業活動を通じて、組合員に貢献します。
  • (3)国産農畜産物の生産振興と消費拡大に取り組みます。
  • (4)組合員の多様なニーズに、的確・迅速に応えます。

2私たちは、安全・安心で信頼される商品・サービスを提供します。

  • (1)適正表示、トレーサビリティ、安全点検サービスを通じて、消費者・取引先の信頼に応えます。
  • (2)品質管理を徹底し、JAブランド・全農ブランドの価値を高めます。
  • (3)消費者および事業活動や各取り組みにかかわる全ての方から理解と信頼を得られるよう、広報活動に取り組みます。

3私たちは、高い倫理意識を持って行動します。

  • (1)会・会社の資産は、業務以外の目的のために使用しません。
  • (2)社会的常識・儀礼の範囲を超える贈答や接待の授受は行いません。
  • (3)公務員との関係は、国家公務員倫理法などに則り、健全な関係を維持します。
  • (4)車両の利用管理を厳格に行い、飲酒運転などの反社会的な行為はしません。
  • (5)業務上の立場を利用して、自己および近親者または知人へ利益の誘導となる行為はしません。
  • (6)反社会的な個人・団体に対しては、一切の関係を持たず、利益・便宜の供与を行いません。

4私たちは、法令を遵守します。

  • (1)経理処理は、法令、会計原則、経理規定・規則などで定められた基準にもとづき、適正に行います。
  • (2)定款・諸規定を十分理解し、職務権限にもとづき職務を遂行します。
  • (3)独占禁止法など関係法令を遵守し、公正かつ自由な競争による事業活動を行います。
  • (4)事業に関連する法令を理解し、許認可、登録、諸届けなど各種手続を適正に行います。
  • (5)他者が保有する知的財産の権利を侵害しません。また、会・会社が保有する知的財産は適切に管理し、使用します。
  • (6)個人情報・営業秘密・機密情報の重要性と漏えいや目的外使用等によるリスクを自覚し、ルールに基づいて取り扱います。
  • (7)インサイダー取引は法律違反であることを自覚し、インサイダー情報を正しく取り扱います。
  • (8)事業運営について、会員・株主に対して、適切かつ公正に情報を開示します。

5私たちは、基本的人権および個人の尊厳を尊重します。

  • (1)人種、民族、国籍、宗教、信条、出身、地位、性別、ジェンダー、年齢、身体・精神の障がい、健康上の問題など事由のいかんを問わず、差別や嫌がらせを行わず個人の基本的人権を尊重します。
  • (2)強制労働や児童労働を許容せず、居住移転、結社の自由、表現の自由を侵害しません。
    また、先住民、少数民族、外国人労働者など脆弱な立場に置かれる可能性のある個人の権利には特に注意を払い対応します。

6私たちは、個人の多様な価値観を尊重し、働きがいのある職場をつくります。

  • (1)事由のいかんを問わず、差別や嫌がらせを行いません。
  • (2)セクシャル・ハラスメントやパワー・ハラスメントなど、いかなるハラスメントも行いません。
  • (3)安全で衛生的な職場づくりに努め、労働災害を防止します。
  • (4)プライバシーを尊重し、保護します。
  • (5)職場の規律を守るとともに、相互理解を深めるため、コミュニケーションに努めます。
  • (6)一人ひとりが、資質の向上とより高い専門知識の習得に努めます。
  • (7)自身の心身の健康の維持・管理とワーク・ライフ・バランスをはかります。

7私たちは、事業活動を通じて、地域社会に貢献します。

  • (1)次世代を担う子どもたちに、農業や食料の大切さを伝える場を提供します。
  • (2)消費者や地域住民との交流をすすめます。
  • (3)スポーツや文化活動の振興を支援します。
  • (4)チャリティ活動やボランティア活動への認識を深め、地域の活動に取り組みます。

8私たちは、地球の環境保全に積極的に取り組みます。

  • (1)農業のもつ多面的な機能が環境に果たす役割について、社会的な理解が深まるよう努めます。
  • (2)自然環境や生態系に配慮した持続的な農業の発展に貢献します。
  • (3)廃棄物の減量、資源の有効活用に努め、汚染の予防をはかります。

全農グループコンプライアンス推進体制図

全農について