ET(Embryo Transfer:受精卵移植)技術は、ある個体の受精卵を別の個体の子宮に移し、分娩させる技術です。ET研究所は早くからETに取り組み、世界でも有数の技術を誇ります。ET技術を活用し、酪農家のホルスタインへ和牛受精卵を移植することで、日本の財産といえる和牛の増産に貢献しています。
現在は年間2万5,500個の受精卵と1,100頭の受精卵を移植した妊娠牛を全国に供給しています。近年、優良な受精卵を生産するためにゲノム育種価を利用していますが、この評価を活用した種雄牛造成にも力を入れています。また、蓄積した技術を普及させるため、次世代を担う若手受精卵移植師を育成する専門コース(通称「繁殖義塾」)も設けています。
研究・開発と指導
- 牛受精卵および受精卵を移植した妊娠牛の生産・販売
- ゲノム育種価を活用した高能力牛の造成
- 優良黒毛和種精液の生産・販売
- 受精卵移植師の育成
- 牛受精卵および受精卵を移植した妊娠牛の生産・販売
- ゲノム育種価を活用した高能力牛の造成
- 優良黒毛和種精液の生産・販売
- 受精卵移植師の育成